既にVPS上でMetaTrader4(MT4)を運用されている方は、VPS上でMT4を複数起動できるように設定する必要があります。
2通りの方法があるので、お好きな方をお選びください。
・インストーラを利用 (推奨)
・インストール済フォルダをコピー
注意
■VPS上で複数のMT4を起動する場合、以下の点に気を付ける必要があります。
・ケース① : Aさんの名義でメイン口座と、追加口座を持っている。
Aさんの契約した一つのVPS上で、2つMT4を起動した。
Aさんは2つのMT4に、メイン口座と追加口座でログイン。
それぞれのMT4の通貨を、EURUSD、EURUSDのように、同じ通貨ペアで運用した。
→XMの規約(両建ての禁止)で違反行為となり、最悪の場合、口座凍結されてしまいます。
このケースの場合、Aさんひとりの名義のメイン口座と追加口座で、同一通貨ペアの取引をしているためアウトです。
以下にセーフのケースを記載していますが、Aさんひとりの名義であっても、メイン口座のみ、または追加口座のみで複数MT4を運用するならセーフです。
■以下のようなケースは、規約違反になりませんので、ご参考下さい。
・ケース② : Aさんの名義でメイン口座を持っている。
Aさんの契約した一つのVPS上で、2つMT4を起動した。
Aさんは2つのMT4に、メイン口座でログイン。
それぞれのMT4の通貨を、EURUSD、EURUSDのように、同じ通貨ペアで運用した。
→同一名義かつ通貨ペアですが、同一口座での利用なので、XMの規約は問題なしとなります。
・ケース③ : Aさんの名義でメイン口座と、追加口座を持っている。
Aさんの契約した一つのVPS上で、2つMT4を起動した。
Aさんは2つのMT4に、メイン口座と追加口座でログイン。
それぞれのMT4の通貨を、EURUSD、GBPJPYのように、異なる通貨ペアで運用した。
→ 同一名義ですが、通貨ペアが異なるので、XMの規約は問題なしとなります。
・ケース④ : Aさんの名義のメイン口座と、Bさんの名義のメイン(追加)口座をそれぞれ持っている。
Aさんの契約したVPS①、VPS②(別契約)のそれぞれでMT4を起動した。
Aさんは2つのMT4に、Aさん名義のメイン口座と、Bさん名義のメイン(追加)口座でログイン。
それぞれのMT4の通貨を、EURUSD、EURUSDのように、同じ通貨ペアで運用した。
→別名義の口座かつ、別契約のVPSなので、XMの規約は問題なしとなります。
インストーラを利用 (推奨)
- 444まずは、デスクトップにある、既にインストール済みのMT4のショートカットの名前を変更します。
右クリックし、「プロパティ」をクリックします。 - 「全般」タブをクリックし、名前を「XMTrading MT4_main」などに変更します。
変更したら、OKをクリックします。 - XMTradingからダウンロードした、「xmtrading4setup.exe」を実行し、インストールを開始します。
- インストーラが起動したら、「設定」をクリックします。
- インストールフォルダ、プログラムグループのそれぞれの名前を、「XMTrading MT4_02」などに変更します。
変更したら、「次へ」をクリックし、インストールを完了させます。 - インストールが完了したら、デスクトップに作成された「XMTrading MT4」を、先ほどと同じ手順で「XMTrading MT4_02」などに変更します。
以上で作業は完了です。
インストール済フォルダをコピー
※本手順を実施するには、事前に1つ目のMT4を、インストーラ(xmtrading4setup.exe)を使用してインストールしておく必要があります。
- エクスプローラを開きます。VPSをご利用の方は、画面一番下にあるフォルダアイコンをクリックすれば開きます。
- 左側のメニューの、「ローカルディスク (C:)」をクリックし、「Program Files (x86)」をクリックします。
- 「XMTrading MT4」が下の方にあるので、右クリックし、コピーします。
- コピー後、何もないところで右クリックし、貼り付けします。
- 「XMTrading MT4 – コピー」が作成されるので、右クリックし、「名前の変更」をクリック。
「XMTrading MT4_02」などの名前に変更します。 - 名前を変更した「XMTrading MT4_02」を開き、「terminal」を右クリックし、「送る」→「デスクトップ (ショートカットを作成)」をクリックします。
- デスクトップに「terminal」ができるので、分かりやすい名前に変えます。
以降、このショートカットから、複製したMT4が起動できます。
注意
3つ目以降のMT4を作成する場合、必ず「XMTrading MT4」をコピー元のフォルダにして、複製して下さい。
「XMTrading MT4_02」など、複製して作成したフォルダをコピー元にしても、正常に動作しません。