桜花の蝶天色の蝶の設定変更方法、及びパラメータ値について説明します。

設定変更方法
パラメータ値説明

設定変更方法

  1. MT4の自動売買機能がOFFになっていることを確認します。
  2. EA 桜花の蝶天色の蝶が稼働しているチャートを右クリックし、「エキスパートアドバイザ」→「設定」の順にクリックします。
  3. 「パラメーターの入力」タブをクリックし、任意の値にパラメータを変更し、OKを押します。
  4. 設定変更完了後、MT4を再起動します。
    MT4の再起動を行わないと、設定値の変更が適用されませんので、ご注意下さい。

以上で設定変更完了です。

パラメータ値説明

EA 桜花の蝶天色の蝶は、各パラメータを調整することで、細やかな動作変更が可能になっています。
初心者の方でも使いやすいように、デフォルト設定値を調整してありますので、デフォルトのままでも問題はありません。
設定値を変更される場合は、本ページをご参考ください。

注意

■EA 桜花の蝶天色の蝶は、Lots(ロット数)が”0.01“でも、利益を出せる設計仕様となっています。ロット数を上げると、証拠金を失うリスクが上がりますので、十分にご注意下さい。

■設定値の変更には、リスクを伴う可能性があります。バックテストを実施の上、本環境に採用されることを推奨します。

  1. MagicNumber : マジックナンバー (デフォルト値 : 20210401)
    ■EAが、どのチャート上で稼働しているか判断する数字になっています。
    そのため、複数のEAを同時に稼働させたい場合、それぞれ異なる数字を設定して下さい。
    同じ数字が複数のEAで設定されている場合、動作に支障をきたします。
    ■ポジションを持った状態でこの数字を変更すると、EAは今まで取得したポジションを認識できません。(マジックナンバーと注文が紐づいているため)
    ■裁量取引のマジックナンバーは、共通で0になっています。そのため、マジックナンバーを設定する際は、0以外を設定して下さい。
  2. Lots : ロット数 (デフォルト値 : 0.01)
    ■XM Tradingのスタンダード口座における、最小ロット数が”0.01″です。
    この値を変更すると、ロットテーブルの1段目の値(ナンピンのベースとなるロット)が変更されます。
    ■設定値を変更した際の例を以下に記載します。
    (例 : Lots = 0.02, Lot Table Mode = Mode normalで設定した場合)
    1段目 : 0.02, 2段目 : 0.04, 3段目 : 0.08, 4段目 : 0.14・・・以降続く
  3. Lot Table Mode : ロットテーブルモード (デフォルト値 : Mode normal)
    ■桜花の蝶天色の蝶では、テーブルを用いて、ナンピンする段数、及びその段数に応じたロット数を管理しています。
    本パラメータは、そのテーブルのモードを変更します。
    ・Mode normal : 基本ロットテーブル
    ・Mode half : テーブル内の全てのロット数が、半分 (1/2)に変更されます。
    ・Mode 1/3 : テーブル内の全てのロット数が、1/3に変更されます。
    ■ロットテーブル毎のロット数については、下記表をご確認ください。
  4. Max Position : 最大ポジション数 (デフォルト値 : 17)
    ■ナンピンする最大段数(最大ポジション数)を設定します。
    ここで設定した段数以上のポジションは持たないため、相場状況の変動が大きく、設定した段数までポジションを持った状態で、更に相場がマイナス方向に動いた場合、利確ラインが遠くなるため、大きく損失を生じる可能性があります。
  5. Cut Loss Pips : 損切設定 – Pips (デフォルト値 : 0)
    ■損切り設定です。現在持っているポジションのトータルの利益が、マイナス方向に*Pips動いたら、全ポジションの決済を行います。(※スワップは考慮していませんので、マイナスの金額がずれる可能性があります。)
  6. Cut Loss JPY : 損切設定 – JPY (デフォルト値 : 0)
    ■損切り設定です。現在持っているポジションのトータルの利益が、マイナス方向に*円動いたら、全ポジションの決済を行います。(※スワップは考慮していませんので、マイナスの金額がずれる可能性があります。)
  7. Shrinking Profit Low steps : 利確ラインを縮小するナンピン段数 (デフォルト値 : 0)
    Shrinking Profit Low Level : 縮小する利益レベル (デフォルト値 : Level 0)
    ■2つの設定はセットで利用します。
    ■利確ラインの縮小とは、利確ラインをデフォルト設定から、損益分岐点に近づけるという意味です。
    簡単に言うと、利益は減少しますが、その分利確が早くなります。
    ポジションを多く持った時など、利益は少なくても良いから早く利確したい時に利用する設定です。
    ■Shrinking Profit Low stepsには、利確ラインを縮小したいナンピン段数を設定します。指定した段数のポジションを持つと、Shrinking Profit Low Levelの設定に従い、利確ラインを縮小します。
    ■Shrinking Profit Low Levelには、縮小するレベルを設定します。Levelが高くなるほど、利益は少なくなりますが、その分利確は早くなります。Level 0では利確ラインの縮小は行われません。Level 4では利益は0になります。(※スワップは考慮していませんので、マイナス決済になる可能性があります。)
  8. Shrinking Profit High steps : 利確ラインを縮小するナンピン段数(高段数) (デフォルト値 : 0)
    Shrinking Profit High Level : 縮小する利益レベル(高段数) (デフォルト値 : Level 0)
    ■基本的には、Shrinking Profit Low steps及びShrinking Profit Low Levelと同じです。High stepsの違う点は、Low stepsよりも高いナンピン段数を設定する必要があるという点です。
    ■低い段数では縮小するレベルを控えめにして、高い段数は縮小するレベルを高くしたい時に、こちらの設定を有効にします。使用例を以下に記載します。
    (例:ナンピン段数10でLevel1の縮小を行う。ナンピン段数15以上は早く利確したいので、Level3の縮小を行う。)
    ・Shrinking Profit Low steps = 10
    ・Shrinking Profit Low Level = Level 1
    ・Shrinking Profit High steps = 15
    ・Shrinking Profit High Level = Level 3

    ■以下のような設定は、設定エラーとなります。ご注意下さい。
    ①Shrinking Profit Low steps = 13, Shrinking Profit High steps = 10
    →Low stepsは、High stepsよりも小さい値を指定する必要があります。
    ②Shrinking Profit Low steps = 0, Shrinking Profit High steps = 10
    →Low stepsが0(Off)で、High stepsのみ設定することはできません。この場合は、Low stepsを10にして下さい。
  9. Max Order Volume : 注文ロットの最大値 (デフォルト値 : 50.0)
    ■この設定値を超えるロット数の注文は、設定したロット数に置き換えられます。
    ただし、その分利確ラインは遠くなり、利確が遅くなりますので、ご注意下さい。
    ■50.0は、XMの最大注文ロット数です。
    ■例外として、Max Order Volumeの設定値が50.0の時、50.01を超える注文を行う場合は、分割して実行されます。例を以下に記載します。
    (例 : EAでロット数60.0の注文を行う場合)
    →50.0の注文と、10.0の注文に分割されて、同時に注文されます。
  10. Spread Limit : スプレッド制限 (デフォルト値 : 0)
    ■EAが新規ポジションの注文を行う際、スプレッドがこの設定値を超えていた場合、注文を行いません。
    ただし、ナンピン段数2以上の注文は、この設定にかかわらず実行されます。
  11. Stop after 12:00(ServerTime) on Friday : 週末にEAを停止する (デフォルト値 : OFF)
    ■週末に新規ポジションの注文を行わなくなります。週末にポジションを取りたくない場合、ONにして下さい。ただし、ナンピン段数2以上の注文は、この設定にかかわらず実行されます。
    ■具体的な停止時間は、日本時間で以下の通りです。
    金曜日の18:00(夏)または19:00(冬) ~ 月曜日の6:05(夏)または7:05(冬)