桜花の蝶天色の蝶を利用する上での注意点を、本ページにまとめます。
桜花の蝶天色の蝶 利用上の注意点
[1] マジックナンバーは、0以外かつ、他のEAで設定している数値と被らないようにして下さい。
■マジックナンバーは、EAがどのチャート上で稼働しているか判断する数値になっています。
そのため、複数のEAを同時に稼働させたい場合、それぞれ異なる数値を設定して下さい。
同じ数値が複数のEAで設定されている場合、動作に支障をきたします。
■ポジションを持った状態でこの数値を変更すると、EAは今まで取得したポジションを認識できません。(マジックナンバーと注文が紐づいているため)
■裁量取引のマジックナンバーは、共通で0になっています。そのため、マジックナンバーを設定する際は、0以外を設定して下さい。
[2] Askラインを表示するようにして下さい。
■EAは利確ラインを表示します。ただし、MT4のチャートはデフォルト設定だと、Askラインが表示されていません。そのため、Shortポジションの利確ラインを確認するには、MT4のチャートにAskラインを表示する必要があります。
■MT4のチャートにAskラインを表示する手順は、チャート上の表示について(Close allボタン等)の「利確ライン」をご確認ください。
[3] EA稼働中に、チャートの時間軸をM1以外に変更しないで下さい。
■EAはM1チャートでしか稼働しません。
■EA稼働中に、時間軸をM1以外に変更すると、EAはエラーで停止します。
■ポジションを保有中に時間軸を変更すると、EA剝がれの原因となります。EA剥がれが起きると、保有中のポジションが決済されず、保有し続けてしまうため、損失が生じる可能性があります。EA稼働中の時間軸の変更は、お止め頂くようお願いいたします。
[4] ポジションを保有中にツールをOFFした際の動作について
■EAを利用していると、自動売買を止めたいシーンが出てくる可能性があります。
・証拠金維持率が低くなり、ポジションをこれ以上持ちたくない場合。
・誤ってMT4を閉じてしまった場合。
・ポジション保有中に時間軸を変更してしまった場合。
・etc…
この際ご注意頂きたいのが、ツールをONにするタイミングによって、EAの振る舞いが変わることです。
■OFF→ONするタイミングによって、振る舞いが変わるケースを紹介します。
[ケース1] : 保有しているポジションの利確ラインを超えた状態で、OFF→ONした場合。
⇒自動売買がONになった瞬間に利確されます。
[ケース2] : 保有しているポジションが利確ラインを超えていない状態で、OFF→ONした場合。
⇒現在のナンピン段数の続きから処理が再開されます。
[ケース3] : 保有しているポジションが利確ラインを超えていない状態かつ、マイナス方向に大きく相場が変動している状態で、OFF→ONした場合。
⇒現在の価格で、本来持つべきナンピン段数のポジション数まで、一気に注文が発注されます。
つまり、ナンピン段数が3の状態でEAがOFFになり、マイナス方向に大きく相場が変動し、本来7段のポジションを持つ価格になっていた場合、EAがONになった際の価格で、4,5,6,7段の注文が発注されます。
ロジックの設計上、ナンピン段数が1のポジションの価格を基準に、ナンピン処理が実行されるためです。
以上の理由から、ツールをOFF→ONされる際は、現在保有中のポジションをご確認頂き、続きから再開するか、保有中のポジションを全て決済し、ナンピン段数1からやり直すかご判断下さい。